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株式会社モノリクス

『国際物流総合展2023 第3回 INNOVATION EXPO』レポート(2)

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『国際物流総合展2023 第3回 INNOVATION EXPO』を見学してまいりまして、今回は現地レポート第二弾です!
▼第一弾はTHK社様ブースの様子をレポートしました
『国際物流総合展2023 第3回 INNOVATION EXPO』レポート(1) – 株式会社モノリクス (raku-logi.com)

今回の物流展は「物流問題2024」に関連した展示をするブースが多く、業界全体で危機感を持っていることが感じられました。
また、AGV/AMRや倉庫で活用されるロボット関連では海外資本の存在感が増している印象でした。

自律移動ロボットORVを展示していたokamura社は、物流問題2024について具体的なデータで業界の直面している課題を説明して共に超えることを呼びかけていました。

プレゼンテーション用ステージの前方では、ORVが把持部寸法を統一したカゴ車をバック走行で掴む様子のデモンストレーションが行われていました。
自動でカゴ車をチャッキングする様子は沢山の来場者の方々の関心を集めていました。

モノリクスでもAGV/AMR用台車牽引治具Begin₊JIGを自動チャッキング対応にする構想がありますが、物流倉庫においては寸法が若干ことなるカゴ車や台車が大量に存在するため、Begin₊JIGのように掴む爪の部分に遊びを持たせながらもロボットがしっかりとチャッキングできるようにしなければならず、AGV/AMR側の性能にも依存する課題となっています。
ORVは把持部寸法の異なるカゴ車の場合専用の治具を作成されているとのことでした。

トポロジカルマッピングが採用された中国のAGV、HIKROBOTの広いブースでは、デモ機が柔軟なルートを走行する様子が見られました。

積極的に日本のパートナーを探していると言っていたのは、シャトル倉庫システム「FLASH」を展開するGALAXIS社でした。
ブース内に設置された設備はシャトル・コンベヤ・ラック・リフター・ボックスの5つのモジュールを自由に組み合わせて保管効率を向上する倉庫システムを説明するためのもので、この上をシャトルロボットがくるくると走行していました。


THK社様のブースのお
隣は、倉庫ロボットサービスRobowareを展開するGaussy社のブースでした。
倉庫の保管棚を模した会場を複数種類の自律型ナビゲーションロボットが走行し、ケースピッキングやオーダーピッキングをアシストする様子が想像できる、協働ロボットならではの展示となっていました。

 

牽引可能な台車を製造するteimo社は、AGVとの連結部を搭載した独自のカゴ車の牽引デモンストレーションを展示していました。
台車の飛び出た部分がAGVのピンを掴んで連結します。
この部分はAGVのピンだけではなく、カゴ車同士も2つまでは連結できるそうで、丁度モノリクスの連結アームを使用した時のように縦列搬送が可能です。(カゴ台車の縦列自動搬送の動画はこちら

以上、『国際物流総合展2023 第3回 INNOVATION EXPO』からのレポートでした!

 

株式会社モノリクス(所在地:東京都文京区、代表取締役:齋藤紀之)は、現場を楽しく・楽にする物流搬送関連機器を製作する企業として、様々なAGV・AMR(自動搬送車輛)に対応する牽引治具を開発・販売しております

AGV牽引用治具 Begin⁺JIGに関するWEBサイト https://www.monolix-agv.com/

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