あなたの物流アドバイザー MONOLIX

株式会社モノリクス

AGV(無人搬送車)とは?AutomaticとAutomatedの違い

コラム
広報部

広報部

モノリクス広報部です。
弊社実績やニュースをわかりやすくお伝えいたします。

各社のAGVに取り付け可能

物流に関するお困りごとはこちら

 

AGV(無人搬送車)とは、人間が運転操作を行わなくとも自動走行できる搬送車であり、よりイレギュラーな状況に対応して走行できる自動搬送機はAMR (Autonomous Mobile Robot: 自律走行ロボット)と呼ばれています。

指定の場所から指定の場所への様々な資材の搬送作業を自動化・無人化できるため、製造業企業の工場や物流現場を中心に近年、導入件数が増加しています。
モノリクスではAGV/AMRを使った様々な台車の牽引搬送をサポートする周辺機器を開発しております。
(モノリクスの主力製品、AGV/AMR周辺機器のお問い合わせはこちら

ところで、AGVのAはAutomaticのAと表記されている場合とAutomatedの場合を見かけます。

Automatic Guided VehicleとAutomated Guided Vehicleどちらが正解なんでしょうか?

■AutomaticとAutomatedどちらが正解?

ネットでAGVと検索をするとAutomatic Guided Vehicle、Automated Guided Vehicleどちらも出てきます。
日本語の記事ではAutomaticが多く、海外ではAutomatedが多い印象です。
どちらも間違いではなさそうですが違いが気になります。

英語の意味では

automaticは「自動の」という意味の形容詞です。反対語はmanualになります。
automatedは「自動化された、機械化された」という意味です。
産業機器・機械用英語としてはautomatedの方がやや自然なようですがどちらでも伝わるでしょう。

日本工業規格【 JIS 】では

JIS D 6801で無人搬送車システムに関する主な用語及びその定義について規定され、ここではAutomatic Guided Vehicle Systemsと英訳されています。

ところが、ISO(国際標準化機構) ではdriverless industrial truck が無人搬送車にあたり、その中の種類分けとしてAGV/AMRなどがあるようです。
そしてISOはAGVをAutomated Guided Vehicleと規定しています。

このように国内と国際標準で部妙な定義のずれがあり、
日本では無人搬送車=AGV=Automatic Guided Vehicleと定義され、
国際標準では無人搬送車=driverless industrial trucks、AGV=Automated Guided Vehicleとされているようです。

これで日本と海外の記事で傾向の違いがある理由がわかりました。
どちらでも問題なく伝わりますが、海外に向けて発信する場合や狭義での無人搬送車を指す場合はAutomatedを使う方がしっくりきそうです。

 

 

株式会社モノリクス(所在地:東京都文京区、代表取締役:齋藤紀之)は、現場を楽しく・楽にする物流搬送関連機器を製作する企業として、様々なAGV・AMR(自動搬送車輛)に対応する牽引治具を開発・販売しております

AGV牽引用治具 Begin⁺JIGに関するWEBサイト https://www.monolix-agv.com/

;