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新発売!【KEY×CON SPC による閉鎖障害対策】特許出願中

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物流倉庫の防火シャッター閉鎖障害対策 AGVが挟まれる問題

新発売!【KEY×CON SPC による防火シャッター閉鎖障害対策】
― 2025年3月 販売開始(特許出願中)―

このたび、MONOLIXの交差点制御機器「KEY×CON」シリーズから、新たにAGV用防火シャッター優先制御装置「KEY×CON SPC」が発売されます。

本製品は、広範囲の運行管理システムや広域Wi-Fiを設置することなく、防火シャッターおよびAGVに専用端末を必要数取り付けるだけで、低コストかつ確実なシャッター閉鎖障害対策を実現します。

さらに、AGVに搭載する「KEY×CON」は従来機種と互換性があり、AGV同士の交差点制御や渋滞緩和にも引き続き活用いただけます。

KEY×CON SPCの動作原理

MONOLIXではこれまで、AGV同士の交差点通行を制御する装置「KEY×CON⁺」を提供してきました。このシステムでは、AGVにQRリーダー付き制御端末を搭載し、交差点の入口および出口にQRシートを設置することで、相互通行を制御しています。

新製品の「KEY×CON SPC」では、同様の制御端末(シャッター用)を防火シャッターのレール付近に磁石で設置し、家庭用100V電源のみで稼働します。シャッター手前に「入口QRマーク」、シャッター通過後に「出口マーク」を貼付。シャッター側のSPC端末にはシャッターの下降を常時監視するセンサーが搭載されており、火災報知信号を取り込むことなく、実際のシャッターの動作を直接検出します。

 KEY×CON SPCの制御動作

シャッター下降開始前に、AGVが入口QRを読み取っている場合:
AGVがすでにシャッター付近に到達していると判断されるため、AGVはそのまま通過可能です。

シャッター下降開始時に、AGVが入口QRを読み取っていない場合:
AGVはまだ遠方にいると判断され、シャッターはそのまま閉鎖します。

シャッター下降中にAGVが入口QRを読み取った場合:
SPC端末はすでにシャッター下降を検知しているため、AGV搭載機からの指示により、AGVはQR付近で停止します。

この制御により、シャッター下降中のAGVの進入を確実に防止し、閉鎖障害の発生を未然に防ぐことが可能となります。

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