動画で分かるWADOME
WADOMEの注文・見積依頼はこちら
※2023年4月より価格を改定しています
開発の背景
常に進化する革新的な物流機械メーカーであるとともに、物流の改善をトータルでサポートする物流機械アドバイザーとして様々なご相談を頂く中で、ある大手取引先から気になるお話がありました。トラックに荷積みしようとしたリーチフォークリフトがトラック後部とバース(プラットフォーム)の間に前輪を落下させてしまう事故が発生しているというものでした。
調査したところ、このような事故がご相談頂いた倉庫に限らず多数発生していることが分かりました。大半はトラックの破損、フォークリフトの引き戻しに止まっていますが、重大な事故につながる事例も含まれました。主な原因としては、
・不注意や積載荷物による前方視界不良
・運転技術の過信⇔経験不足
・集中力の低下
等により、トラックとバースの隙間の見落としや幅の誤認が生じた為でした。
また落下事故以外に、以下の事故対策にも車輪止めが有効と分かりました。
「貨物用エレベータにおける事故」
貨物用エレベータにパレットを載せて運搬する際、パレットの重量+フォークリフトの前輪が載った分の重量がエレベータに掛かり、エレベータが保持できずモータ過負荷でやや下降した状態でエラー停止。フォークリフトのバックもエレベータの上昇も出来ない状態になる
「発進時の事故」
充電等の為に壁の近くにフォークリフトを駐車。その後の発進時に前後進のレバーを間違えて壁に接触(朝一番の運転始動時に好発)
既存の対策としてトラックバースに鋼材をアンカーボルトで固定したような車輪止めが見られます。しかし、フォークリフトを使わない作業の時に邪魔になり、また固定の車輪止めが禁止されている貸倉庫もあり、現場の悩みは解消されませんでした。
これらの顧客の声に応えるため試行錯誤を繰り返し、持ち運べる車輪止め「WADOME」の開発に成功しました
WADOMEのすごいところ
置くだけでリーチフォークリフトの自重でWADOMEの裏のゴムと床の摩擦力が増し、強力に床をグリップ
・軽量(3.5㎏)だからラクラク持ち運び可能
・使わない時は収納
・固定設置では出来ない便利な運用
仕様
- 車両仕様 1.5tonまでのリーチフォークリフト
- 床面仕様 一様に均一平面のコンクリート
強力グリップを可能にする裏面のゴム
設置方法と注意事項
WADOMEをトラックヤード淵や貨物エレベータ手前、壁沿いの駐輪場所に置きます。WADOMEの中央をタイヤで踏みつける位置に配置して下さい。
設置する場所に印をつけて、定位置を決めておきます。WADOMEは安全器具なので基本的には常時設置し、邪魔になる際に移動する運用が理想です。
※フォークリフトの車輪径が大きいと乗り越える場合があります
リフトの前輪にタイヤガードが付いている場合 ガードがWADOMEの山に当たり正しく機能しないため、WADOMEを使用することは出来ません。
タイヤとWADOMEの山が当たって、リフトが正しく停止するために床から6cm以上の隙間があることを確認して購入してください。
※フォークリフトの自重とWADOME 裏のゴムのグリップ力でフォークリフトの進行を阻止しますが、ゴムと床の素材の組み合わせにより摩擦力が変わるためフォークリフトの前進力により多少前にズレる場合があります
購入をご検討のお客様へ
見積依頼方法
メール: tokyo_lab_mail@raku-logi.com(依頼方法:依頼フォーマット)
参考資料(PDFダウンロード)
メールで送付をご希望の方はこちらに「WADOMEのチラシ/WADOME取扱説明書希望」と送信してください。