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KEY×CON+でキーカートを交差点制御する映像
キーカートのルートづくりに交差点が作れます
KEY×CON+は、キーカートに取り付けるだけで複数台のキーカートの交差点での問題を解決します。
ルートの合流、交差でのキーカート同士の衝突、センサー停止による滞りが発生しないようにお互いの進入タイミングをKEY×CON+が調整します。
キーカートの交差点交互通行制御 これまで
トヨタL&F製AGV キーカートは、そのシステムの簡単さが特徴のAGVです。価格もリーズナブルでカスタマイズ性も高く、非常に人気です。MONOLIXもキーカートを主体としたキーコネクトなど関連商品を提供させて頂いております。シンプルなシステムである為に複数台のキーカートが走行する場合の交差点制御を行うためには、かなり高額な制御システムを導入し、カスタマイズする必要がありました。
交差点制御が簡単に・安価に出来る機器
この度、開発しましたKEY×CON+は、以前開発したKEY×CONの拡張機能版です。
KEY×CONのリモコン機能に交差点交互通行機能を付加しました。名前に付いている”+”は付加機能と交差点を表わします。
交差点交互通行制御にリモコンを付加することも出来る
キーカートにレシーバーを搭載することで、交差点制御が出来ます。
これに、リモコンを付属するとKEY×CON同様のリモコン操作を行うことが可能になります。
交差点制御のしくみ
キーカートのコースを作るなかで交差や合流が有る場合、KEY×CON+が必要です。ここでは、KEY×CON+のしくみを簡単に説明します。
・キーカートから見て交差点に進入する2m程度手前にキーカート付属の磁気マーカーテープを10cm 走行ライン磁気テープの左側に貼り付けます
・同様に交差点から2m程度通り過ぎた位置にも同様の磁気マーカーテープを貼り付けます。
・もう一方のライン側も入り口と出口に磁気マーカーテープを貼り付けます。
準備はこれで終了です。
①KEY×CON+は床に貼った磁気マーカーテープを読んで交差点に進入したことを認識し、退出したことも認識します。
②先に進入するキーカートのKEY×CON+が交差点入り口の磁気テープを認識します。
③他号機からの交差点進入信号が電波で出ていないことを確認し、自らが電波を発信し交差点に進入します。
④もし、他号機の交差点進入信号を検知したならば、信号を発信せず、レシーバーの遮断機を作動させてキーカートを停止します。
⑤他号機の信号が無くなった時点で、自らが信号を発信しレシーバーの遮断を解除し、交差点に進入します。
⑥交差点を通過して出口のマーカーを認識した時点で信号を止めて通常の走行に入ります。
⑦信号を発信していた最中の他号機は④同様レシーバーの遮断機で停止され、交差点の進入を防ぎます。
KEY×CON+シンプルなシステムなので・・・
KEY×CON+を使ったシステムは、非常に単純でシンプルな方法です。よって、妥協して頂く条件もあります。
交差点が複数個所有る場合、どこの交差点に進入したかまではわかりません。よって、どこかの交差点に1台キーカートが侵入していることが分かるので、交差点の場所に関係なく交差点に進入しようとする他のカートは全て止まってしまいます。隣の交差点を通行しているのに別の交差点で待っている状態です。
ただし、交差点の数とその進入するタイミングからこの状態で運用能力を著しく損なうことは無いと考え、ここは妥協して頂きたいと考えております。
キーカートのルートに交差点や分岐を
メイン幹線から待避ラインへ分岐したキーカートはその後必ず合流する必要があります。これまでのキーカート運用では合流の際にメインラインへ待避ラインから侵入するときは、人の操作によりタイミングを計り進入していました。
KEY×CON+を使用すれば、簡単、安価に合流制御が可能になります。
2種類のキーカートラインが交差する現場は多くあります。衝突しないように様々な工夫が考えられてきました。
・制御盤をたて、それぞれのキーカートをコントロールする方法 (高額で複雑な仕組み)
・運用で作業者様が衝突等を回避 片方の運転時間を調整して動作タイミングに差を作る。 など
しかし、KEY×CON+を使用すれば、簡単、安価で交差点の交互通行制御が可能になります。
※最新バージョンの総合カタログはこちら(2022年2月更新)
※マニュアルはこちら(2023年11月更新)
AGV牽引用治具 Begin⁺JIGに関するWEBサイト https://www.monolix-agv.com/