工場内に積み重ねられたプラスチックケース段積みの山・山・山
洗浄後の保管状態としてよく見られる光景です。
- 空ケース1個の重さは、1~2kg程度
- 40段程度積み上げ。その高さ約2m
- ネスティングにより空ケース時は深くケースが重なる
- 1日の出荷量の2倍近くを保管する場合がある。
- 洗浄後5段程度の段積みで供給されて、人手にて5段づつ積み付け
もちろん積んだものは、バラします。生産ラインに供給するために、この高い山積みを移動⇒5段分取り出し⇒ネスティングを回転させ、インロウ段積み⇒生産ラインへ供給。
大量のケースを処理する為に多くの作業者にて行います。
特に40段の高さに積みつけることやその前詰めなど機械化し辛い部分です。危険を伴う重労働です。
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■ほんとに、空ケースは、軽いから人が持っても大丈夫?
空ケースは、軽いから人が持っても大丈夫。
それは、非常に危険な考えです。高く積み上げたケースを運ぶ場合、途中から崩れたり、バランスを保つため無理な姿勢をしたり、搬送条件として非常に過酷です。
持上げる際の実際の重量+アンバランスで2~3倍の体への負担が考えられます。
空ケースの補充は、定期的に必要です。意外と重たくて、腰が反返ります。
補充するために保管されたケースをコンベヤ上に置いておけば、必要な時に、スムーズに取ることができます。
コンベヤ→コンベヤ間は、CAS×CON(キャスコン)で搬送することにより、スムーズに受け渡しが可能です。
弊社キャスコンの運用実績を知りたい方はご連絡ください!
重いケースだけが、腰痛の原因ではありません。不自然な姿勢の作業は、重量物と同じ扱いで、腰痛の危険因子として、厚生労働省より指摘されています。