荷物を受け取って、仮置きや倉庫内での保管など荷物を一時的に溜める事も物流作業の一つです。
■「溜める」物流の様々な用途
• 入荷と出荷のアンバランスを吸収するため
• ある時期が来るまで待つため
• 入荷した物を振り分けて出荷するため
• ある量をまとめるため
• とりあえず置いておきたいため
など、用途はさまざまです。
■「溜める」物流の改善のポイント
入れた荷物は、必ず出て行く。
テキトウに入れると、次から次に入ってくる荷物で身動きが取れなくなります。
入れるときに、出すときを考えて入れる。
まず、これが基本です。
しかし、大量に入荷する場合など、その都度考えながら受入れることは困難です。
とりあえず、ガッツリ受入れて処理したいですね。
その後、荷繰り(ニグリ)をして出荷順に並べる、順建て作業を行います。
重たい製品の山を出し入れする作業は、とても重労働です。フリーコンベヤなどを敷いて移動を楽にしてあげるなど工夫が必要です。