あなたの物流アドバイザー MONOLIX

株式会社モノリクス

限られた時間内の作業

コラム
齋藤紀之(さいとう のりゆき)

齋藤紀之(さいとう のりゆき)

代表取締役社長 兼 物流機械アドバイザー
特技:レゴブロックとパワポを使ったアイデア機械の構想
趣味:剣道(息子と毎週通っています)

作業サイクル

 

今回は、時間について考えてみましょう。

 

物流の作業は、ある時間の中で、より多くの荷物を運ぶことを目的としています。

 

■日常の生活にも物流のヒントあり

 

1個持って運ぶより2個持った方が倍早い。 沢山一度に運んだ方がもっと早い。

 

お盆も物流アイテム
お盆も物流アイテム

 

 

食事の後、食器を一個づつ持って行っては、時間がかかります。お盆に載せて一度に沢山持って行きますよね。

 

お盆にもいっぱいのせると大変
お盆にもいっぱいのせると大変

 

あまり欲張って一度に大量に持っていこうとすると、積む時間もかかります。歩く速さも慎重に遅くなります。

 

お盆に安定して載る、自分の力に合った最適な量を判断して、運ぶことが結果、最も早く安定する作業です。

 

■限られた時間内での作業。同じ時間で何倍の効率を上げること

 

物流でも同じこと。一度に大量の荷物を持って行くために、積み降ろし作業に時間を掛けてしまいます。

 

運ぶ効率を考える
運ぶ効率を考える

 

また、行けば必ず帰りがあります。帰りは基本的に空っぽで返ってきます。物流的にはロスです。もし、別のものを載せることがあればトータルで改善になります。限られた時間内での作業。同じ時間で何倍の効率を上げることが出来るでしょう。

 

;