今回は、時間について考えてみましょう。
物流の作業は、ある時間の中で、より多くの荷物を運ぶことを目的としています。
■日常の生活にも物流のヒントあり
1個持って運ぶより2個持った方が倍早い。 沢山一度に運んだ方がもっと早い。
食事の後、食器を一個づつ持って行っては、時間がかかります。お盆に載せて一度に沢山持って行きますよね。
あまり欲張って一度に大量に持っていこうとすると、積む時間もかかります。歩く速さも慎重に遅くなります。
お盆に安定して載る、自分の力に合った最適な量を判断して、運ぶことが結果、最も早く安定する作業です。
■限られた時間内での作業。同じ時間で何倍の効率を上げること
物流でも同じこと。一度に大量の荷物を持って行くために、積み降ろし作業に時間を掛けてしまいます。
また、行けば必ず帰りがあります。帰りは基本的に空っぽで返ってきます。物流的にはロスです。もし、別のものを載せることがあればトータルで改善になります。限られた時間内での作業。同じ時間で何倍の効率を上げることが出来るでしょう。